アパートの建築費はいくらになるのか。

その金額は間取りや内装など建築内容に左右される部分が大きく、個性を求めれば一般の建築費用の倍は楽にかかってしまいます。

では経営に適したアパートはどういうものなのか、その辺りも含めて建築費について考えてみましょう。

■1.5倍~2.0倍程度のコストが必要。

たとえば一般にあるようなユニット型のアパートは、間取り・設備・仕様などが一式セットになった画一的なプランなので建築費も安く済みます。

6室~8室の2階建てで5,000万円~6,000万円が相場です。

コストは安いですが、若い人に人気のある収益物件になるかというと、よほど環境が良くないと空室が出てしまいます。

しかし建築デザイナーを指名して依頼すると、1.5~2.0倍程度の建築費を見込んでおく必要があります。

建築デザイナーのデザイン料が高いというよりは、入居率100%を前提にした設備・仕様、間取り設計に建築費の大半がかかります。

■所在地の状況調査が何より大事。

入居者の想定はアパートの所在地にもよります。

経営戦略としては、そのエリアの状態をしっかり調査して、もっとも多いと思われる層に照準を合わせましょう。

若い人の賃料負担額は8万円~13万円台とされていますから、高級アパートをコンセプトにしても、その範囲の設定が限度です。

逆算して、たとえば13万円の賃料にするなら、建築費の回収はその範囲の50%以内に留まるようにしましょう。

同額賃料のマンションと比較して、プラスアルファの魅力を加味できれば人気物件に育てられます。

■ターゲットは20代半ば~30代半ばの単身者。

2LDK+Sで、リビング大きめがポイントになります。

結婚年齢が遅くなっているので、30才半ばでも単身者は大勢います。

安定した高収入の入居者を前提に思い切ったコンセプト空間をつくりましょう。

セキュリティ対策も大事になります。

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